「石屋日記」の記事一覧
磨き
2013年02月19日
この時期は、外での作業ができないので、工場の中で作業することが多くなってきます。
今日は、花立を磨いてました(^^)
2人とも集中して磨いています。
磨き作業は、少しの手抜きや磨き残しが、最後の艶出しまで行った時に現れます。ごまかしの効かない作業だけに集中力と体力が必要になってきます。ちなみに、磨き残しがありツヤがでない場合はやり直しです。。。これがキツイ(^_^;
でも、石が持つ最高のツヤを出せた時、磨きの面白さを感じる瞬間です。それまでは、とにかく良い磨きをすることだけに集中(~_~)
竿石も若手の田中君が磨いたのですが良い出来です(^^)b
しっかりと思いが込められてます。
お墓のセミナー
2013年02月18日
16日と17日に京都にて行なわれた「お墓100年プロジェクト」主催のセミナーに行ってきました。
平安神宮の近くにある「みやこめっせ」というところが会場だったので、こんな大きな鳥居を見る事がてきました(^^)
明神形・鉄筋コンクリート造・丹塗
高さ24.2m・柱真真18.2m・柱直径3.63m・笠木長さ33mだそうです。
じつは、開催地が京都ということで、遠いなぁ・・と参加を迷ってたのですが、今の私に足りない部分、自信のない部分を学べるセミナーでもあったので、思い切って行動してみました。
どんなセミナーかというと、お墓にまつわる正しい知識を学ぶことができるセミナーです。
えっ、今さら!?と思う方もいるかもしれませんが、じつは、あまり分ってない人が多いと思います。
ある程度の仏事やお墓の名称や石の種類、加工、施工、などの事はもちろん知っていますし、仕事(作業)もしっかり行えますが、
なぜお墓は石で建てるようになったのか?
なぜお墓を建てるのか?(先祖供養はもちろんですが)
と質問されると、どう応えて良いのか困る方がほとんどだと思います。このような質問をされると私も困っていました。こういった質問にも動じないお墓の本質を学ぶことができるのが今回のセミナーです。
本質が分ってないと流行に流され、お墓の必要性や尊厳性を失くす商売ありきの石屋になってしまう可能性があります。そういったことをしていると石屋が必要でなくなる時代がくるかもしれません。
今回のセミナーでは、時代のせいにして本質を見失いかけていた私にとって、目が覚める思いがしました。
このセミナーでどれだけ私が学びを活かし、石屋としてやっていけるか分りませんが、100年続く本物の石屋を目指し、顔晴り(がんばり)たいと思います(^^)
雪が・・・
2013年01月17日
あけましておめでとうございます。
2013年01月01日
新年、あけましておめでとうございます。
昨年も例年同様多くの方々に支えられ、無事に一年を過ごすことができました。心より感謝と御礼を申し上げます。
今年もお客様に信頼され愛される会社である為に、たくさんの出会いから学びを頂き、着実にしっかりと成長し続けていきたいと思います。
2013年もどうぞ宜しくお願い致します。
下は、昨年12月に外壁工事が終わり、一新した会社の写真です。
当たり前ですが、すごく綺麗になりました。まるで建て替えたかのよう(^^)身が引き締まります!
外壁の色は、以前よりも温かみのある色合いにしました。会社名なども入れ、初めてご来店されるお客様でも、少しは目立って分りやすくなったかと思います。
あとは、石のミウラが頑張るのみ(^ー^)v
強い味方
2012年12月13日
今日、冬本番を前に強い味方がやってきました。
少し小ぶりですが、試運転をしてみると気持ちいいぐらいに雪が飛んでいきました(^。^)
文明の力に感動です!!
じつは、冬場の仕事として、除雪業を開始します。
除雪・排雪でお困りの方はぜひお気軽にお電話下さいね(^^)
今日から準備開始です。
2012年11月14日
今年の春の暴風で壊された弊社工場の壁の改修工事がいよいよ始まりました。壊された箇所だけでなく全面改修することにしました。なるべくお金がかからないやり方で(^^)
築20年、風の強いこの場所でよく耐えてくれたと思います。
今朝から強い雨の中、足場の設置が開始されました。
何日くらいで組み上げるのかなぁと思っていたら、15時前には完成してしまいました。
さすが本職は違いますね。手際の良さに驚かされました。
試しにこっそり上がってみたのですが、足がすくんで想像以上に怖かったです。よくこんな高さを何事もないように歩けるなぁと感心しました。
壁の改修工事は、12月の中旬完成予定です。完成が今から楽しみです(^―^)
ひらた産業まつり
2012年11月03日
今日は、ひらた産業まつりが行われ、そこで石あかり製作体験コーナーをやってきました。
あいにくの天気となりましたが、多くの人で賑わい私のブースも14名の参加者が思い思いの作品を作られて行きました。
今年は年齢の小さなお子さんがほとんどでしたが、根気強く、楽しんで自分だけの石あかりを作っていました。
始めは、形の決まっていない石のカケラをどうやったら良いのか分からず、頭を悩ませながらやっていたのが、しばらくすると慣れてイメージを膨らませ夢中になって作品を 完成させていました。
大人が思いつかないような個性的な作品が多くあり、だんだん石あかりでなくオブジェのようなものもありと枠にはまらない発想に驚かされました(^^) 説明の仕方が悪かったのかな・・。(^^;
それでは、今回の作品を紹介します。
点灯してみました↓
みんな集中して石あかりを作っています(^ー^)
小さなお子さんにはお母さんやお父さんからもフォローしてもらい、親子で合作されていたり今年も参加された方々に喜んでもらえたかな(^。^;
この石あかりを始めようと思ったのは、普段の生活の中ではあまり登場しない石の魅力を感じてもらいたいという思いからでした。
少しでもみなさんに感じていただけたら嬉しいです。
石あかり製作体験の準備
2012年11月01日
今年もあっと言う間にこの季節がやってまいりました。
旧平田町で「ひらた産業まつり」が11月3日(土)に行なわれます。その会場内に自分だけの石あかりと題して、My石あかりの製作を体験するコ-ナーを毎年出しています。
平成19年から始めましたので、今年で6回目となります。
考案された本家香川県の(有)島本石材工業さんの島本さんに、勇気を出して電話した時のことが懐かしく感じます。また、始めは参加者の方への対応などかなりテンパっていたのを思い出します。
さて、話は変わりますがこの石あかりの準備が意外と大変なんです(^^;で、ギリギリになりましたが職人さん達に準備してもらっています。
まずは、とりあえず一度石あかりを作ってもらうことに
普段、石を取り扱う仕事をしている2人ですが、自由な発想でつくる石あかりに少し戸惑い気味です。
でも、しばらくするとそれぞれの考えたデザインで石あかりが完成しました。
一見写真では地味に見えますが、細かい作業で石屋のテクニックが光る玄人好みの作品です(^^)
こちらは、ダイナミックに石の魅力が表現された作品です。ハートのアクセントがいいですね(^^)
二つの作品を点灯してみました↓
写真にはうまく写りませんでしたが、二つともいい感じに光っていました。2人の作品は産業まつりの際に展示しますね。
石あかり体験してみたい方は、
11月3日(土)平田タウンセンターにて9時30分~14時30分まで行なわれていますので、ぜひ体験していただければと思います。(体験料として300円を頂いております。時間の都合上、人数も制限があります)
ではでは、お待ちしております(^^)/
気がつけば・・・
2012年10月31日
10月ももう終わりですね。。
日々の仕事や家庭のことなどで、一日一日過ぎていくのが早いです(^^;
そしてもう一つ、振り返ると最近あまり仕事のこと載せていないなということに気づきました。
そこで、お盆前に少しご紹介をした鳥海石で加工した外柵のお墓を紹介したいと思います。
簡単に作業順に掲載します。
コンクリートベースに一段目の石を据えます。
次にこの外柵のポイントとなる階段の袖石を据えて、最初の間知石(けんちいし)を据えていきます。
納骨棺を据えて、中をコンクリートで埋めます。
次に2段目の間知石を据えます。
同様のことを繰り返し、最後に笠石を据えるとようやく土台の外柵の完成です(^-^)
磨き仕上げの外柵にはない落ち着きを感じます。
さらに、今回は墓所の奥行きがかなりあるため、お墓の前の参道も石で作ることになり、さらに立派な出来栄えになりました。
地元の石をうちで加工したのですが、やはり趣があるというか落ち着いていて、私はこの石も好きですね(^-^)
本当に立派な良いお墓ができたと思います。
こんな感じに、他のお墓もちょこちょことご紹介したいと思っています。
プレゼント
2012年10月14日
先週、40度から41度の高熱にうなされ5日間苦しんでいた娘も、今週になり日に日に元気を取り戻し、笑顔もようやくでるようになりました。
元気な姿を見ると、健康に普通に生活ができることの有り難さをに感じます。
おじいちゃん、おばあちゃん達にも心配をかけてしまいました。
快気祝いではないのですが、嫁さんのお父さんからびっくりなプレゼントをもらいました。
まだ、娘には早いかな(^^;
でも、ありがとうございます。
娘もまんざらじゃないようで、自然に右手を添えています(^^)♪♪